戸山団地ギャラリーコンバージョン
東新宿で暮らしていた頃、コミュニティの急な移り変わりを身近に感じた。 通り一本の向こうには、高齢者と猫だけが歩く団地があった。 都営団地をギャラリーへ転用する卒業設計を通じて、 "Site Specific" を拡張する概念として "Community Specific" を提唱した。 M2L "Motion to Loop" の原点となった作品。
建築の修行とともに生まれた、思考の痕跡。
Motion to Loop の出発点となった営みです。
東新宿で暮らしていた頃、コミュニティの急な移り変わりを身近に感じた。 通り一本の向こうには、高齢者と猫だけが歩く団地があった。 都営団地をギャラリーへ転用する卒業設計を通じて、 "Site Specific" を拡張する概念として "Community Specific" を提唱した。 M2L "Motion to Loop" の原点となった作品。
HULIC 学生コンペ「誘う建築」優秀賞。 商業ビルに穿たれたヴォイドから、新宿の本質がにじみ出る。 テナント・訪問者・街の三者が、ワークショップやアートを通じて混ざりあう。 街にあふれる二次元の広告ではなく、活動そのものが "誘い" になる、四次元の体験設計。 Project 01 の "Community Specific" を、三者の関係と時間軸へと拡張した作品。
小説の "一行目" だけを読める本屋。 本は専用ケースに収まり、一行目以外は読めない仕掛け。 読書離れが進む社会で、本との "出会い方" を設計し直した。 ギャラリーのように、人は一行目と出会う。 体験を起点に、本という文化のあり方を拡張する作品。 "拡張" の思考を、"出会いの質" という新たな軸へ向けた。
東京湾と会話する都市型リゾートホテル。 かつての海水浴や漁が失われた東京湾と、人々の関係を再構築する提案。 水質浄化施設とホテルを掛け合わせ、水はホテル内、外部パークを巡り、海へ還る。 宿泊料の一部は、水質浄化と環境汚染問題の解決に使われる。 M2L "Motion to Loop" を、学生時代に建築として実装していた作品。
ルイス・カーンは、階段室や廊下を "Servant Space(仕える空間)" と呼んだ。 機能のためではなく、機能と機能を結ぶだけの場所。 この集合住宅では、その仕える空間を、一人になり、世界から切り離される内省の場として再構築した。 街にあふれる広告や情報から、ときどき逃れる必要がある。 "拡張" が "外への広がり" だったとすれば、これは "内への深まり" への拡張。